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◆有珠山噴火災害
有珠山現地調査
 2000年3月31日午後1時10分に発生した北海道虻田群虻田町有珠山の噴火により、周辺住民が避難生活を強いられ、生活に多大なる被害をもたらした。「実際、私たちが現地に行き、どういったボランティア活動ができるのか?」という思いから、本会OBの藤本行和(現東京消防庁勤務)と大谷尚宏(綜合警備保障勤務)の2名が4月14日〜16日の3日間、現地調査を行った。今回、虻田町、入江地区などの避難区域に入り現地の様子を見ることが出来た。道路は通行のみ許可され、立ち止まることは許されない所が多く、そこには住民のいなくなった町の治安維持の為に警察官が配備されていた。被災者の様子は、過去に同じ経験をしているので、地域の自治体がうまくまとまっており、ライフラインは行き届いていた。行政が配送した米や副食を自ら自炊するなど、思った以上に落ち着いていた。また、避難するまでに時間があったせいか、ある程度家具や生活用品を持ち出す準備が出来ていたので、物には不自由しておらず、全国から届いた救援物資もほぼ未開封のままであった。避難所として学校の体育館、会社の元社員寮などが開放され、地区ごとに分かれて生活していた。社員寮の中にはテレビ、電話、風呂などが完備されていた。
 現地でのボランティア活動を行っていたのは、主に道内のボランティアで、道外のボランティアは宿泊などの問題でお断りしていた。しかし、現地の被災者は自ら動ける状態であった為、実質的にはボランティアとしての仕事が無い状況であったので、避難所では踊りやダンスを披露するなどのメンタルケアをしていた。しかし、これから火山活動が鎮静化したら、有珠山付近で降り積もった火山灰を除去する為のボランティアは必要になるのではないかと思われる、ということだった。
 被災地周辺の復興はまだまだこれからである。この調査報告をもとに、これからも私たちは被災者の方々にいつでも何らかの協力をしていきたい。

災害救援募金活動
 現地での調査報告をもとに、「有珠山災害救援募金活動」を行った。募金活動は小田急梅ヶ丘駅・鶴川駅にて、4月18日〜21日、国士舘大学世田谷校舎・鶴川校舎にて4月24日、25日の計6日間行われた。メンバーは、「有珠山災害救援募金」と書かれたのぼりと募金箱を持って、「被災者の方々の一日でも早い復興の為に、募金にご協力お願いいたします。!」と声を大にして通りすぎる人達に協力を呼びかけた。その声に応えて、主婦、仕事帰りの男性から、制服を着た中高生、小さな子供まで沢山の方が協力して下さった。
 その多大なる協力により集められた募金は総額「¥567,991円」であった。この募金は日本赤十字北海道支部へ全額送金した。今回、沢山の方々の多大なる協力によって集められた募金が、被災者の方々の1日でも早く落ち着いた生活に戻るために、利用される事を祈るばかりである。




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